tutu編集部が選ぶ ほんわか☆ほっこり『くつ下絵本』の世界
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tutu編集部が選ぶ ほんわか☆ほっこり『くつ下絵本』の世界
「最近ネットやアプリばかりで、しばらく本って手にとってないな~」というオトナ女子のみなさま♪
時にはカワイイ絵本と一緒にほっこり気分に浸ってみませんか?
今回はチュチュアンナ編集部が、くつ下が主役の絵本を選んでみました。親子で楽しめるおすすめ絵本をお探しのママやパパもぜひ参考に!
★究極なシンプルさが心に響きます★ 『くつしたくん』
生まれて始めて出会う絵本「ファーストブック」として選んだ、とってもかわいいオススメ本がこちら。
黄色のくつ下「たたた」と、赤いくつ下「ととと」の2人(2足?)が、シーソーに乗ったり、ジャングルジムに登ったり。
仲良く遊んでいるところへ、うさぎさんもやって来ました。あれ!?よく見ると、うさぎさんの耳のかたちってくつ下みたい!「たたた」と「ととと」にそっくりです♪
この本の特徴は、たたた・ととと・ギッタンバッコン・ブーランブーランなど、赤ちゃんが大好きなオノマトペ(擬声語)がたくさん出てくるところ。
シンガーソングライターである著者と、イラストレーターユニット・100%オレンジの人気コンビが手がける、シンプルかつインパクトのある世界に引き込まれてしまいます。
シリーズで発売されているので思わず揃えたくなりますね♪
160×160mm 26P
ブロンズ新社刊 本体850円+税
★親子二代にわたって愛される名作★ 『ルルちゃんのくつした』
「なつかしい~」とつぶやいてしまった編集部!人気のおばけ絵本、“ねないこ だれだ” で有名な、せな けいこさんの絵本です。
小さい頃に読んだことがある人も多いのではないでしょうか?
この「ルルちゃんのくつした」は、ルルちゃんがくつ下の片方を失くしてしまうお話。お昼寝の着替えの時に脱いだまま、くつ下の片方がどこかに行っちゃった~!
手作り感たっぷりの切り絵(ちぎり絵)からあたたかさが伝わります。くつ下の部分だけがハサミで切られていて、子どもたちの目に留まるよう工夫されています。
文章も、声に出すととってもリズミカル。見開き右側に必ず絵が、左側に文章が書かれていて、ページをめくるたびに紙芝居のような楽しさも。
170×170mm 24P
福音館刊 本体700円+税
★海外にもありました!くつ下絵本★ 『ぼくのくつしたは どこ?』
続いては、オランダの子どもたちに愛されている、とってもカラフルな絵本を紹介♪
くつ下がどこかへ行っちゃうこの“現象”は世界共通の“あるある”みたい(笑)!
お話は表紙から始まっていて、このお風呂に入った男の子が主人公。何も着ていないお風呂上がりの状態から、しま模様のパンツ・黄色のくつ下・青いズボン…と、身につけるモノの順に探していきます!
見開きごとに、仲良しのお友だちや動物たち、愛用のおもちゃがたくさん描かれ、パッと見ただけでは探しモノがどこにあるのかわかりません!
「ぼくの くつしたいっしょにさがして」という男の子と一緒にモノ探しをしている気分になる、楽しい1冊です。
168×208mm 17P
ほるぷ出版刊 本体1,000円+税
【番外篇】絵本を卒業したら読みたい児童文学の名作 『長くつしたのピッピ』
「子ども向けの本✕くつ下」で、最初に思い浮かんだタイトルがコレ!
1945年、戦時下のスウェーデンで誕生し、日本でも多くのファンを持っています。去年は東京で展覧会も開催されていました。
日本では学年・年齢にあわせた翻訳で、複数の出版社から刊行されています。
こちらは、童話を読み始めた6歳~小2の子どもたち向けに分かりやすい表現で再構成した人気シリーズ。
茶色と黒、左右ちぐはぐな色の長くつ下がピッピのトレードマーク。「ごちゃごちゃ荘」でおさるのニルソンと暮らしています。
パパとママはもういないけど、そんなのへっちゃら!世界一強くて、かっこ良くて、お金持ちで、遊びの天才♪
ブルーな日だって、そんなピッピに元気づけられそう!
A5判(216mm x 155mm)134P
ポプラ社刊 本体1,000円+税
「くつ下どこ行った?」ってテーマはどうやら万国共通のよう♪
何歳になっても、くつ下ってなぜかどこかに行っちゃいがち!
改めて紹介した絵本を見ていると、絵もそれぞれ個性があってイラスト集を見る感覚でも楽しめますね。
これを機に絵本を手にとって、ほっこり☆してみるのはいかがでしょうか?
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